スキーブーツの商品撮影の仕方( 1 )

今回はスキー靴の商品撮影です。

LANGEのスキー靴です。もともとアメリカのメーカーでしたが今ではフランスのロッシニョール(フランス)に買収されてグループ会社になっています。わりと競技思考の強い人が使うブーツで靴幅が狭く足に合わせるのが大変だけどそれだけ力がダイレクトにスキーに伝わるスキーブーツです。
それでは早速撮影しましょう。イメージは右足の右側面を斜めに見せ左足は右側面を真横から見せるアングルにします。
左右別々に撮影して後で合成します。
まずは右側から作業しましょう。
撮影をするために撮影台を作ります。この靴は結講重いので台もしっかり作らないとなりません。
ハレパネを靴の下部に合うよう切ります。



切ったハレパネの下に両面テープで長方形のアクリルキューブに貼付けて安定させます。
そのまま三脚の上に乗せます。

机の上に乗せて撮影をすると思いも寄らない映り込みがある場合があるので切り抜いての撮影はこのような撮影台で撮影します。

さあ!準備ができました撮影をしましょう。
いつものように、普通に光をまわして撮影してみましょう。
ライトの位置をあまり考えず左とトップから光を入れました。一見きれいに撮影出来ていますが私たちの基準では不合格です。
本来の靴の光沢が出ていません。黒いバックルももっと黒く締めたいです。
もっと丁寧に撮影しましょう。
その前にいままで撮影方法のブログで商品にあたっているライトの説明はしていましたが、「それではどの位置からどのようにライトをあてているかわからん」というメールをいただきましたので最初にライトを組んだスタジオ全体をお見せしてから説明して行きます。企業秘密大公開です。
いかがでしょうか。全部で今回は6灯のストロボを使っています。ジェネは3台です。右 左 背景に1台2灯ずつ 各ヘッドにはグリッドを付けてライトを細くしています。
光る物の表情を出すのはトレペに写るライトの端を使って表現します。ライトの真ん中はなるべく外し(ケースバイケースですが)グラデーションを生かして表現します。
各ヘッドにわかりやすいように A〜E まで記号を付けました。
それでは背景のライト E のみのライティングです。
後ろからのライト E で靴の淵にハイライトを入れます。2灯で靴を挟むようにです。
次はライト C のみのライティングです。
右斜め後ろからのライトです。このライトによりつま先のハイライトが出来ました。
次はライト D です。
靴の甲の部分を明るくします。正面上からのライトですから 強いハイライトはありません。光を受けてハイライトも出来ていませんが靴のインナーの入り口の黒い部分は良く表現出来ています
次はライト B です。
左斜め後ろ上からのライトです。甲左に若干のハイライトがはいりました。
次はライト A です。
このライトがメインライトです。右側面をきれいに表現出来ています。ハイライトも申し分ありません。
それではすべてのライトをつけてみましょう。
いかがでしょうか。ブーツのつやがとってもよく表現出来ています。バックルの黒い締まりも申し分ありません。
最後に黒く周囲を締めます。


いかがでしょうか。大きくなりますのでクリックしてご覧ください。
次は左足の撮影です。

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