ステンレス製 鍋の撮影(4)

前回に引き続き ステンレス製 鍋の撮影です。
鍋の撮影(1)の撮影を終わってやはりもう少し側面の質感をピッカピカに光っているようにしたいと思い再撮影いたしました。
前回撮影した時にはグラデーションがつきすぎたせいか、少しマットぽく感じました。
どのように表現すればよいかいろいろシュミレーションしました。
前回と同じようにアトレーを下に通してグラデーションを付けましたが、右のライトを強くしました。
でもあまり改善されていません。
正面のシャドウがぼやけているのがメリハリのない原因かもしれません。
左右にアトレーを分けて撮影してみましょう。

正面シャドウの境目がくっきりしたら、側面が鏡面に見えてきました。ただ境目が歪んでいるのでこの歪みをなんとかしたいです。
実際の撮影でここを真っすぐにする事は難易度が高いので、画像処理する事にしましょう。
まずはシャドウの部分の大きさを考えて撮影します。

少し歪んでいますが画像処理するには問題ありません。右側の境目の歪みを修正しましょう。

ついでに幅の調整も行いました。境目が真っすぐはっきりしました。
次に左のシャドウの境目の調整です。ここは境目から明るくなっている所が少しグレーになり見た目のメリハリがないように感じます。
これを含めて修正しましょう。

いかがでしょうか。きれいに修正が出来ました。正面に黒い部分があるのはどうかと思ったのですが、黒い部分がある事により両サイドのハイライトがきわだってステンレスのシャープな反射が感じられます。以前にもお伝えいたしましたが、ある水準まで商品撮影の完成度があがると、後はそのカメラマン個々の表現方法により仕上がりは違ってきます。
「鍋の撮影(1)〜(3)」までの表現と今回のとではかなり違います。
最後に色調 コントラストを修正して出来上がりです。

かなり画像修正を加えましたが、ステンレスの鍋になりました。

ステンレス製 鍋の撮影(1)
ステンレス製 鍋の撮影(2)
ステンレス製 鍋の撮影(3)

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