白いトースターの商品撮影

今日は白いトースターの商品撮影の仕方を紹介します。

実はこれクレジットカードのポイントがたまったので交換しました。
BALMUDAというメーカーのトースターでふんわり食パンが焼けるという製品です。女性編集者や新しい物に敏感な方のあいだでは人気でデザインはとっても良いですね。
いつものように、使用して汚れる前に撮影です。

斜めにして撮影をしましょう。これは以前撮影したCDレコーダーのように分割して画像合成しての撮影は行いません。一発で撮影します。

表題に白いトースターとつけましたが 白い製品は非常に難しいです。なぜなら白を白く表現すると質感が出にくくなります。質感を出そうと少し露出を切り詰めると灰色になってスミっぽくなってしまいます。その加減が難しいです。ただこの製品は表面が微妙にでこぼこしており斜めから光をいれれば表面の表情は出しやすいです。

下の写真をご覧ください。全体に光を回して撮影しました。前面の質感を出すため右斜めから光をいれて表面のおうとつを出しました。きれいに撮影はできています。でももっと印象的に見せたいです。

工夫しましょう。

いま 斜めから見ていますから直方体の3面が見えています。上の写真では3面若干の光の入り方や硬さは違いますが同じ明るさでほぼ均等に光が当たっています。
これを各部分スポット的に光をあてて表現してみましょう。

前面のガラス部分にハイライトが入り右部分から左にかけてシャドウになるよう調整しました。
製品の質感が良く出てきました。(画像をクリックすると大きくして見る事ができます。)

次は天面の撮影です。斜め後ろからスポットでライトを入れます。

このトースターの特徴のひとつに天面の前部中心にふたがあります。
この部分は前面とくっついてトースターを開けたときに一緒に開いてそこに少量の水をいれて、焼いているパンを水蒸気で中はしっとり外はパリっと焼く工夫がされています。いわばこの商品の売りになり、その部分を強調するライティングにしました。

いかがでしょうか。少し光が左にズレています。
中心にあたるよう修正です。

中心に当たりました。

次は左側面です。

これもどこにハイライトを入れるか迷う所ですが後ろから差し込むよう3面とのバランスを見ながら決めます。

いかがでしょうか。ちょっとかっこいいトースターの完成です。

後は切り抜いて、トーンカーブで最終的な明るさと形の画像調整をします。
形の調整とは斜め上から見下ろして撮影していますから若干上広がりに商品がなってしまっています。それを縦が垂直になるように調整します。

白い物を全面白で撮影する事は出来ますが、商品の形が見えてきません。少しグラデーションを入れて光の強さでシャドーからハイライトまで表現すると良い結果になります。

今朝このトースターで食パン食べました。噂通り中はしっとり外はパリっとした食パンに焼き上がり、バターを塗ってとってもおいしくいただきました。

撮影商品 BALMUDA The Toaster

撮影風景です。

 

 

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