2018
10.03

冷凍食品(エビピラフ)の料理撮影の仕方

商品撮影講座

商品撮影の仕方
冷凍食品などの料理撮影のやり方を実践してみましょう。
味の素冷凍食品さんのエビピラフです。

もともと冷凍の物ですので電子レンジで解凍します。お皿にうつしましょう。

レンジに入れてあたためます。

解凍しましたら入ってる具材を選り分けます。えび ネギ アカパプリカ インゲン とうもろこし にんじんなどです。選り分けた物は後でバランスよく盛りつける材料です。

つぎに撮影用のお皿にピラフのご飯もきれいに盛りつけます。具材の位置などはこの時にはあまり気にしないで大丈夫です。ボリュウム感をだしましょう。

ご飯の次は先ほどよりわけた具材をのせます。撮影をする位置を考えながらだいたいの位置に置いていきます。

さぁだいたいできました。ようやく撮影です。料理撮影は準備にそのほとんどの時間がかかります。入念な準備が良い写真の近道です。

おいしそうですが、具材の配置などが気に入りません。盛りつけた時の見た目とカメラから見たアングルは当然違ってきますのでモニターを見ながら修正します。
トウモロコシのバランスと大きなパプリカが手前で目立っています。


白背景だけだとあじけないので、ランチョンマットを置きました。

手前の下部に歪んだへこみがありますご飯で埋めます。中途半端に見えているネギもついでに見えなくしました。
最後に細かな画像修正と色補正で完成です。

いかがでしょうか。
とってもおいしそうでしょう。冷凍食品とは思えません。アップも撮影しました。
料理の写真はアップにするととってもシズル感がでておいしそうに見えるのです。


先ほどもお伝えいたしましたが料理写真は料理の準備が良い写真を仕上げる鍵です。今回は冷凍食品でしたので最初から料理を作らなくても大丈夫でした。
私たちは非常食用のレトルト食品や缶詰などの撮影を行っております。手の込んだ料理ではフードコーディネーターを呼んで撮影する事も出来ます。
是非料理撮影もご相談下さい。
最後にエビピラフは撮影後に昼食代わりに食べました。
おいしゅうございました!