2017
01.12

商品撮影の仕方(自転車用ライト)

商品撮影講座, 商品 製品の撮影

自転車用のライトを買いました。せっかく買ったので使う前に写真撮影をしてみましょう。

ハンドルに装着するタイプのライトです。スタジオにあるパイプに取り付けました。

それではライティングをしてみましょう。
最終的に黒い背景にはめ込んで使用するイメージで撮影します。
最初は上からライトをあてます。トップライトのみで見てみましょう。

いかがでしょうか?左角にバッチリハイライトが入っていますがもう少し工夫した方がよさそうです。ライトの位置を調節致しましょう。
少し左に動かしてみましょう。

少し動かしただけですが左角のハイライトがきれいにグラデーションがかかり、商品の丸みが表現出来ています。
ロゴも見えてきました。
次は右側奥からライトを入れましょう。黒い背景に切り抜いて黒い商品をおくと商品と背景が同化してしまいます。
このライトで右側にラインを入ます。

次は正面と左側面 下部を明るくします。
正面は自転車のライトがうまく反射する位置にライトを持ってきます。
鏡の反射と同じですのでカメラからみてだいたい斜め45度位の所から光をあてると良い感じに反射します。
左も一緒です。

もう少しライトの発光部の反射をはっきりさせるために下から銀色のレフ版を入れてみましょう。

ライトの発光部がきれいに反射しました。ただパイプに止めているゴムがレフ版の光を受けて白っぽくなってしまい、安っぽいイメージになってしまいました。
発光部だけ切り抜いてはめ込むことにします。

完成です。
いかがでしょうか。
最後に切り抜いて黒背景にはめ込み、色 コントラスト 濃度を調整します。
ライトの金属感がうまくでました。

最後に今回の撮影のスタジオ風景です。
手のひらに乗るほどの商品でもきれいに丁寧に撮影するにはこんなに大がかりなライトを組まなければなりません。
撮影のご相談は是非!

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